「はい。伊豆式典です。」
「今、○○が亡くなったんだけど、お宅じゃいくらで葬式が出来る?」 と、電話口で開口1番にそのようなお問い合わせをいただきました。
「どのようなご葬儀をご希望ですか?」から始まって、お知らせしたい方のおおよその人数・会葬礼状をどのくらい用意するおつもりなのか、その他いろいろお伺いして、その短時間での情報をもとに おおよその設定を組み 「大体、多く見積もっても○○円くらいですね。」 と お伝えすると、「△△じゃ、□□円で全部出来るってよ!お宅は高いね!だったら△△で葬儀をやるから!!」 ガチャン! と電話を切られてしまいました。
私どものお見積りは、実際の金額に近い、(経験からくるもので)通夜・葬儀にかかる費用をお出ししています。
よく、安くいって施行させてもらえばいいのに......と、言われることが多々あります。でも、それでは、〔見積り〕の意味が無いように思われますし、安心も信頼も頂けないのではないかと。ですので、他社様に比べると高めの見積金額になってしまうのです。
話を理解して、「じゃあ、頼むよ。」 と おっしゃって下さる方もありますが、ほとんどの方は、電話を切ってしまいます。
難しいですね。
後日談 「お宅でやってれば良かった」 と 突然言われました。 「?」 私がきょとん顔をしていると、その方が 「この前電話したのは私。悪かったね。」 「ああ。」 と 私。 「電話で△△が安くできるって言ったから、あっちで葬儀をやったけど...オプションオプションで倍以上の□□□円になっちゃった!伊豆式典さんは見積りに全部入れてくれてあったのにね!すごい金額を支払はされたよ。バカみちゃった。」 私は 「ああ、そうですか。」としか言えませんでした。